さまざまなメガネがあるなか、フレームのデザインによって顔の印象も大きく変わります。フレームには多くのデザインがあるなかで、近年ハーフリムというフレームが人気となっています。ただ、ハーフリムを知らない方もいるでしょう。本記事では、ハーフリムのメリットとデメリットを紹介しますのでぜひ、参考にしてください。
メガネのハーフリムとは
ハーフリムは、メガネ屋のどの店舗にも揃えられているデザインと言っても過言ではありません。また、ハームフリムには種類があり顔に合わせたデザインが何種類か揃えられています。メガネのハーフリムについて紹介します。
ハーフリム(ナイロール)の特徴
ハーフリム(ナイロール)とは、レンズの上半分に縁があるメガネのことを言います。リムとはレンズの周辺を囲んでいるフレームのことを指します。
ハーフリムは、溝にナイロンのテングスを通して固定するのが特徴的です。また、下半分にフレームがないハーフリムに対して、周りのすべてにフレームがあるデザインをフルリムと呼んでいます。
アンダーリムの特徴
アンダーリムは、下半分に縁があり上半分に縁がないフレームです。個性的なデザインであるメガネのため、インパクトがあり存在感を際立たせるメガネと言えるでしょう。アイメイクを強調させたい方は、アンダーリムを取り入れるとメイクが映えます。
ツーポイント
ツーポイントは、レンズにフチがないフレームのことを指します。ハーフリムやアンダーリムはナイロンテングスに通すのに対し、レンズに直接穴を開けて固定する手法になります。
メガネに顔の表情が影響されるのが苦手な方は、素顔に近いツーポイントを選ぶとメガネを目立たせることなく洗礼された印象を相手に与えてくれるでしょう。
ハーフリムメガネを選ぶメリット・デメリット
ハーフリムメガネはおしゃれなデザインですが、人によってはメリット・デメリットが存在します。ハーフリムメガネを選ぶメリット・デメリットを紹介しますのでぜひ、参考にしてください。
おしゃれで柔らかい印象を与えるメリット
洋服でも抜け感がおしゃれのトレンドとされる近年、ハーフリムはメガネにも抜け感を出してくれるメリットがあります。下半分のフレームがないことで目元がクールになり涼やかな印象を与えるでしょう。
また、表情が柔らかい方は素顔に近い状態であるためそのまま柔らかい印象を与えてくれます。
軽量で疲れにくいメリット
リムが半分しかない分、軽量なこともメリットのひとつです。メガネを掛けるとどうしても疲れやすいという方は、ハーフリムを選ぶことで付けていることも忘れるくらい快適になるでしょう。なかでも、チタン素材であればより軽い付け心地を体感できるでしょう。
耐久性が低いデメリット
ハーフリムは、レンズの半分だけをテグスで支えているため壊れやすいというデメリットがあります。普段の着脱で壊れることは少ないですが、強い衝撃を受けると壊れやすくレンズが傷つきやすいデメリットがあります。
こうしたことからも、普段からハーフリムを扱う場合、大切に扱う必要があり定期的なメンテナンスを受けると長く使用できるでしょう。
レンズの厚みが目立つ
ハーフリムは、レンズの厚みがそのまま出るため、乱視の方や視力が悪い方はレンズの厚みが目立つデメリットがあります。なかには、超薄型レンズだとしてもレンズの厚みが目立ってしまうでしょう。
ハーフリムメガネはどんな顔型に合う?
ハーフリムメガネはおしゃれなデザインが特徴的ですが、顔型によって似合う顔立ちと注意すべき点があります。ハーフリムメガネはどんな顔型に合うのか紹介しますのでぜひ、参考にしてください。
丸顔
ハーフリムは、丸顔の方との相性が抜群であり、丸顔の方におすすめしたいメガネでもあります。また、面長に見せる効果もあるため、丸顔にコンプレックスを抱いている方にはおすすめです。
クールに見せたい方や、大人っぽい印象を与えたい丸顔の方は幼い印象を打ち消してくれるでしょう。
四角顔
四角顔の方はえらが張っているため、ハーフリムを掛けるとしっかりした印象を持たれるでしょう。ハーフリムの特徴として、顔の上半分に視線を集めやすくなるためレンズと顔の境目も曖昧になります。曖昧になることで、印象が柔らかくなるでしょう。
逆三角形
逆三角形の方は、ハーフリムを掛けることで縦に長くすらっとした印象を与えてくれます。ただ、デザインによっては顔の上部に視線が集中してしまうため逆三角形を強調してしまう場合もあります。
元々、ハーフリムと逆三角形は相性が良いためデザインによっては、顔の広い上部が目立ちにくく顎のシャープな印象も抑えられるメリットもあります。
まとめ
本記事では、メガネのハーフリムって?メリット・デメリットを解説しました。メガネ選びは自分が良いと思うものと、相手に与える印象が違う場合もあります。また、どんな顔にも似合うハーフリムですが、人によっては隠したい部分が悪目立ちする場合もあるでしょう。
ハーフリムを選ぶ際には専門スタッフに相談しながら、どのデザインが良いか決めることをおすすめします。本記事が、メガネ選びを検討されている方の参考になれば幸いです。